Archive for 12月 2009

インドの天文学を時代別にみると

第1期(前1000~前400)ベーダ時代、第2期(前400~後200)バビロニア要素の時代、第3期(200~400)バビロニア、ギリシア両要素を含んだ時代、第4期(400~1600)ギリシア要素の時代、第5期(1600~1800)イスラム要素の時代、となる。

そして、第1期を除いた各時期にいろいろな方法が西方からインドに伝わってきた。

第4期にギリシアから伝えられた天文学はプトレマイオス以前の天文学であったが、インド人は受け入れた数理天文学を固有のものにつくり変えてしまった。

この期のおもな天文学の書物は499年の『アーリアバティーヤ』、628年の『ブラフマースプタ・シッダーンタ』Brahmasphua-siddhnta、12世紀なかばの『シッダーンタシロマニ』Siddhntairomaiなどである。

これらの書物によれば、インド化された天文学では、惑星の運動について、ヒッパルコスが周転円で解決させた問題を、周転円の中心である同心的誘導円の上に引き直して求め、そのために非常に複雑な計算を行ったという。

そうしたこともあって、インド天文学は計算技術は改良されたが、理論的にはあまり発展を示さなかった。

プトレマイオスの天文学がインドに入ったのは、イスラムからアラビア語訳が伝えられた18世紀であった。

会計事務所 インテリア ミラー